2階に洗面台は後付けできる? メリット・デメリット、選び方を解説!

お風呂上がり、洗面台の前に立った瞬間、鏡が真っ白で何も見えない。
ドライヤーをかけようとしても、スキンケアをしようとしても、自分の顔が確認できず、結局ティッシュやタオルで鏡を拭くところからスタート。
「まあ、拭けばいいだけの話だし…」
そう思いながらも、これが毎日続くと地味にストレスです。
こうした悩みを持っている方は多いのですが、実はこの問題、使い方のせいでも、掃除不足のせいでもないことがほとんど。
多くの場合、原因は洗面台や住まいの「構造」と「設備」にあります。
目次

洗面台の鏡が曇るのは、偶然ではありません。
日本の住宅によくある水回りの配置が、大きく関係しています。
日本の住宅では、
という間取りが非常に多く見られます。
これは、
といったメリットがあるため、マンション・戸建てを問わず一般的な配置です。
ただし、この便利な配置こそが、風呂上がりの「鏡が曇りすぎ問題」を引き起こします。
お風呂のドアを開けた瞬間、
という状況が、ほぼ毎日起きているのです。
鏡が曇る正体は、結露です。
お風呂上がりの洗面所は、
という状態になっています。
このとき、温かく湿った空気が冷たい鏡に触れると、空気中の水分が細かい水滴となって付着します。
これが、鏡が一瞬で白く曇る原因です。
特に、
では、この現象がより顕著になります。
「換気扇を回しているのに曇る」
「窓があっても曇る」
という声が多いのも、湯気が発生するスピードに換気が追いつかないためです。
この「鏡が曇る問題」は、1階の洗面所だけの話ではありません。
最近増えている「2階洗面」でも、
といったケースでは、同じように風呂上がりの湯気が洗面台に流れ込み、鏡が曇る現象が起こります。
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「2階だから大丈夫」と思っていたら、浴室との距離次第では同じ悩みが出る、という点は意外と見落とされがちです。
このあと続く章では、この構造的な問題をどう解決するかとして、
という2つのくもり対策を、電気代・使い勝手の視点から掘り下げていきます。
風呂上がりに鏡が曇る原因が「間取り」と「結露」だと分かっても、気になるのはやはりどうやって解決するかという点。
洗面台の鏡のくもり対策は、大きく分けて次の2種類があります。
どちらも「鏡を曇らせない」ための機能ですが、仕組みも使い勝手も、実はかなり違います。
電気ヒーター式は、鏡の裏側にヒーターを内蔵し、鏡自体を温めることで、結露を防ぐ仕組みです。
鏡の表面温度を上げるため、
という強みがあります。
実際、「とにかく確実に曇らせたくない」という方には、今でも根強い人気があります。
ちなみに、我が家の洗面台もこの電気ヒーター式。
スイッチを入れれば、しばらくすると鏡はしっかりクリアになります。
ただし、使っていると次のような点が気になってきます。
「一回あたりはわずかでも、毎日の積み重ね」と考えると、ランニングコストや手間が気になる方も少なくありません。
もうひとつが、鏡の表面に特殊なコーティングを施すタイプのくもり止めです。
こちらは、
という仕組み。
最大の特徴は、電気を一切使わないことです。
お風呂上がりに洗面所へ行っても、何も操作しなくても、そのまま鏡が使える。
この「考えなくていい」「手間がない」点は、毎日使う洗面台だからこそ、大きなメリットになります。
最近では、
といった背景もあり、コーティング式くもり止めを選ぶ方が増えています。
ここまで読むと、「じゃあ結局、どっちがいいの?」と迷う方も多いと思います。
答えは、暮らし方によって向き・不向きが分かれる、です。
「多少の手間があっても、確実性を重視したい」という方には、ヒーター式は安心感があります。
特に、
に、何もしなくても鏡が見えるという快適さは、想像以上に生活の質を上げてくれます。
電気ヒーター式とコーティング式、どちらにも良さはありますが、最近の暮らし方を考えるとコーティング式のくもり止めは、かなり現実的な選択肢になっています。
理由はシンプルです。
この3点が、毎日の洗面所ストレスを確実に減らしてくれるからです。
電気ヒーター式の場合
という一連の動作が発生します。
一つひとつは小さなことですが、
では、この「考える工程」そのものがストレスになりがちです。
一方、コーティング式は、
ただそれだけ。
「何もしなくていい」という快適さは、毎日使う洗面台だからこそ、あとから効いてきます。
くもり止めヒーターの消費電力は、決して大きくありません。
ただし、
と考えると、積み重なるランニングコストになります。
特に近年は、
といった背景もあり、「できれば電気を使わない設備を選びたい」という声が増えています。
コーティング式なら、
という点で、使っていて気を使わなくていい安心感があります。
鏡が曇らないだけで、
結果として、洗面所そのものの使い心地が良くなるのです。
「洗面台を変えたら、なんとなく朝が楽になった」
そんな感想が出やすいのも、実はこの“鏡の快適さ”が大きく影響しています。
洗面台を選ぶとき、どうしても
に目が行きがちですが、実際に使い始めてから差が出るのは、
👉 鏡の快適さ
👉 洗面台の高さ
この2点です。
洗面台の高さが合っていないと、
といったことが起こります。
その結果、
というケースも。
洗面台の高さはどう決める? 適切な高さや基準、選ぶときのポイントも解説
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くもり止め性能をしっかり活かすためにも、自分や家族に合った高さ選びは意外と重要です。
洗面所の鏡は、実は風水の視点でも重要な存在とされています。
風水では、
と考えられています。
そのため、
状態は、運気を遮る要因とされることも。
毎日使う洗面所だからこそ、
という状態は、気分だけでなく、空間全体の印象にも影響します。
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「どうせなら、気持ちよく使える空間にしたい」
そう考える方にとっても、曇りにくい鏡は相性の良い選択です。
「コーティング式くもり止めが良さそうなのは分かった」
次に気になるのは、どのメーカーの洗面台を選べばいいのかという点です。
ここでは、コーティング式くもり止めを採用している代表的な3メーカーを、特徴・向いている人の視点で整理します。
Panasonicの洗面台は、「くもりにくさ」と「お手入れ性」を同時に重視したい方に向いています。
お風呂上がりでも、鏡が比較的早くクリアな状態になるのが特長です。
「できるだけキレイを長持ちさせたい」
「掃除のしやすさも重視したい」
という方には、Panasonicは相性の良い選択です。
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LIXILのくもり止めは、完全に電気を使わないコーティング方式。
という点が、大きな魅力です。
※品番末尾に「U」が付くものが、くもり止めコート鏡です。
「とにかく電気を使いたくない」
「消し忘れが心配」
という方には、LIXILのコーティング式は非常に分かりやすい選択です。
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TOTOの「エコミラー」は、電気を使わないエコ仕様のくもり止めミラー。
という特長があります。
「シンプルで失敗しにくい洗面台がいい」
「余計な操作はしたくない」
という方には、TOTOのエコミラーは安心感があります。
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「コーティング式にしたのに、なんだか曇る気がする」
そんな声の多くは、機能の不具合ではなく“使い方”や“環境”が原因です。
ここでは、メーカー共通で気をつけたいポイントを整理します。
コーティング式は、
鏡表面がきれいな状態で最大限の効果を発揮します。
これらがあると、水膜がうまく広がらず、
「くもり止めが効いていない」と感じやすくなります。
コーティングは、
非常に薄い樹脂膜です。
そのため、
を使うと、コーティングを傷つけてしまう恐れがあります。
一度傷つくと、効果が元に戻らない場合もあるため注意が必要です。
お風呂上がりに、
という状態になると、一時的に鏡が曇ることがあります。
これは故障ではなく、蒸気量がコーティング性能を一時的に上回っている状態。
「市販のくもり止めを塗ればいいのでは?」
と思う方もいますが、これはおすすめできません。
理由は、
といったリスクがあるためです。
最初からくもり止め機能が付いた鏡は、何も足さない
これが、いちばん長持ちする使い方です。
ここまで読んで、
と感じた方も多いと思います。
ミヨシテックでは、コーティング式くもり止めミラーを採用した洗面台リフォームを数多く行っています。
▶ 施工事例はこちらからまとめてご覧いただけます
洗面台の鏡が曇る問題は、
と思われがちですが、実は設備選びで解決できる問題です。
特に、コーティング式くもり止めは、
という点で、これからの暮らし方に合った選択肢と言えます。
洗面台を選ぶときは、
だけでなく、「鏡がどれだけ快適か」にも目を向けてみてください。
「今の洗面台、ちょっと使いにくいかも」
「鏡の曇りがずっと気になっている」
そんな方は、今の生活スタイルに合った洗面台選びから一緒に考えませんか?
ミヨシテックでは、
を踏まえた洗面台のご提案が可能です。