暮らしが変わるキッチン。LIXIL『リシェル』の魅力

「水回りは白くて清潔なら、それで十分」
少し前までは、そのような考え方が一般的でした。しかし最近は、キッチンをリビングの家具に合わせたり、洗面台の照明やタイルにこだわったり、浴室を一日の疲れを癒やす場所として考えたりするご家庭が増えています。
毎日使う場所だからこそ、機能だけでなく、見たときに落ち着くこと、触れたときに心地よいこと、自然と片付けたくなることも大切です。
世界のデザインが集まるミラノデザインウィーク2026と、同時期に開催された水回り専門展示会「International Bathroom Exhibition 2026」から見えてきたのも、まさにその変化でした。
石や木を思わせる自然な素材感、光を柔らかく受け止めるマットな表面、土や植物を連想させるカラー、そして角を強調しない丸みのあるフォルム。そこに、節水、清掃性、ウェルビーイングといった機能が、目立たない形で組み込まれています。
これからの水回りは、単なる「設備を置く場所」から、素材・色・光・機能を一体で考える「暮らしを整える場所」へ変わっていきます。
これからの水回りは、美しさ、使いやすさ、環境性能を別々に考えるのではなく、一つの空間として設計する方向へ進んでいます。
2026年4月21日から26日まで開催された「International Bathroom Exhibition 2026」には、約200社が出展。浴室家具、アクセサリー、シャワーブース、衛生陶器、ラジエーター、水栓、バスタブなどが紹介されました。
公式情報で重視されていたのは、次のような考え方です。
特徴的なのは、先進的な機能を機械として目立たせるのではなく、自然に溶け込ませていることです。
節水機能や温度制御、自動洗浄、照明などを強く主張するのではなく、使う人が意識しなくても快適に過ごせるようにする。こうした「目立たないテクノロジー」も、これからの水回りを考える大切なキーワードです。
なお、節水、循環型素材、耐久性、カスタマイズ、ウェルビーイングなどは、展示会の公式情報で示された方向性です。以下で紹介する具体的な素材・色・形状は、公式サイトに掲載された製品や会場ビジュアル、ミラノにおけるデザイン発信から読み取れる傾向として整理しています。
2026年の水回りで注目したいのは、自然素材を思わせる表情、触感のある仕上げ、深みのある色、柔らかな曲線、そして家具のような佇まいです。
水回りでは、つるつるとした均一な表面だけでなく、石や木、土、鉱物を思わせる素材感が注目されています。
特に目を引くのが、次のような表現です。

以前から石目や木目は水回りに使われてきましたが、これからは背景として控えめに使うだけではありません。カウンターや洗面ボウル、キャビネット、壁などに取り入れ、素材そのものを空間の主役として見せる考え方が広がっています。
天然石や天然木には独特の美しさがあります。一方で、水や湿気が多い場所では、吸水性、重量、汚れ、定期的なメンテナンスに注意が必要です。
日本の住宅では、天然素材の表情を再現したセラミック、人造大理石、クォーツ系素材、メラミン化粧板などを使うと、デザイン性と清掃性を両立しやすくなります。
例えば、LIXIL「リシェル」のセラミックトップと収納の特徴 からも、重厚な素材感と、熱・傷・汚れへの配慮を両立する考え方がわかります。
暮らしが変わるキッチン。LIXIL『リシェル』の魅力
暮らしが変わるキッチン。LIXIL『リシェル』の魅力
暮らしが変わるキッチン。LIXIL『リシェル』の魅力
これからの水回りでは、写真で見た色だけでなく、光の反射や触れたときの感覚も重要になります。
特に注目したいのが、強い光沢を抑えたマットな仕上げです。光を柔らかく受け止めるため、キッチンや洗面台を落ち着いた家具のように見せられます。
さらに、次のような立体感のある表面も空間に奥行きを与えます。

均一すぎない表情があることで、水回りがモデルルームのように整いすぎず、住む人の感覚になじむ空間になります。
マットな濃色面は、指紋や皮脂が目立つことがあります。凹凸が深い扉やタイルには、水滴、油、ホコリが残る場合もあります。
特にコンロまわりや洗面ボウルの近くでは、見た目だけでなく、「どこに汚れが付くか」「どのように拭くか」まで考えて選ぶ必要があります。
清潔感を出しやすい白は、これからも水回りの定番です。一方で、空間全体を真っ白にするのではなく、土、石、植物、金属を連想させる色を組み合わせる流れが強まっています。
基本となるのは、少し黄みや赤みを含んだニュートラルカラーです。
アイボリー
サンドベージュ
グレージュ
トープ
ウォームグレー
チャコール
チョコレートブラウン

+
セージグリーン
オリーブ
フォレストグリーン
テラコッタ
バーガンディ
インクブルー

など、自然を感じる深い色を加えます。
派手な原色ではなく、少しくすんだ落ち着きのある色を選ぶことがポイントです。
水栓や取っ手、照明には、光沢のあるクローム色だけでなく、温かみのある金属色が取り入れられています。

2026年の金属表現で注目したいのは、きらびやかな高級感よりも、温かさや触感です。
工業製品のような冷たさを抑え、ナチュラルな素材とも自然になじみます。
| カラー | 与える印象 | 取り入れやすい場所 |
|---|---|---|
| サンドベージュ | 柔らかい、自然体 | 壁、床、浴室パネル |
| グレージュ | 上品、合わせやすい | キッチン・洗面の扉 |
| セージグリーン | 穏やか、清潔 | 洗面扉、キッチン収納 |
| フォレストグリーン | 深み、落ち着き | 扉、アクセント壁 |
| テラコッタ | 温かい、手仕事感 | タイル、トイレの壁 |
| バーガンディ | 重厚、個性的 | 洗面・トイレの小面積 |
| マットブラック | 引き締め、現代的 | 水栓、フレーム、照明 |
| ブラス・ブロンズ | 温かい高級感 | 水栓、取っ手、小物 |
海外展示の大胆な配色をそのまま採用すると、日本のコンパクトな洗面所やトイレでは圧迫感が出ることがあります。
濃い色は「扉だけ」「タイルだけ」「壁の一面だけ」と面積を調整すると、取り入れやすくなります。
公式サイトのビジュアルでも、楕円形のフリースタンディング浴槽、カウンター上置きの洗面器、楕円形ミラー、曲面壁に沿って配置された設備などが確認できます。
これからの水回りでは、直線的でシャープなデザインだけでなく、体を包み込むような曲線が重要になります。

曲線は見た目を柔らかくするだけでなく、体が触れたときの安心感にもつながります。
壁に囲まれず、空間の中へ独立して置かれた浴槽は、それ自体が彫刻のように見えます。洗面台でも、床から立ち上がる円柱状のボウルや、カウンターの上に置くベッセル型が存在感を放ちます。
一方、壁付けの洗面キャビネットなど、床から浮いているように見せるデザインも注目されます。床面が続いて見えるため、空間が広く、軽やかに感じられるのが魅力です。
日本の一般住宅では、給排水の位置、壁の強度、掃除スペースなどの条件があります。そのまま再現するのではなく、丸みのある浴槽や置き型ボウル、浮かせた収納など、部分的に考え方を取り入れるのが現実的です。
これからのキッチンや洗面台は、設備らしさを抑え、リビングや寝室に置く家具のようなデザインへ近づいていきます。
そのポイントは次の通りです。

特にキッチンは、調理をする設備であると同時に、家族や来客が集まる場所です。リビングから見たときに、家電やレンジフードが強く主張せず、大きな家具のように見えることが求められます。
家具のように美しく見せても、調理家電、ゴミ箱、食品ストック、洗剤、タオル、ドライヤーなどが出しっぱなしになれば、理想の状態は続きません。
生活感を無理に消すのではなく、よく使う物の定位置を先に決めることが大切です。
美しい空間を維持できるかどうかは、収納量だけでなく、「使う場所の近くにしまえるか」「出し入れの動作が増えないか」で決まります。
これからの浴室は、衛生を保つだけでなく、光・水流・温熱・音を通して心身を整えるウェルビーイング空間へ変わります。
International Bathroom Exhibition 2026では、ウェルビーイングとリラックスも重要な要素として示されました。
日本の住宅では、次のような設備で取り入れられます。
例えば、トクラス「AXIY(アクシイ)」の素材感と入浴機能 からも、人造大理石の美しさ、自動洗浄、音や泡による体験を組み合わせた浴室づくりがわかります。
一度触れると、きっと惹かれる。トクラス〚AXIY(アクシイ)〛
一度触れると、きっと惹かれる。トクラス〚AXIY(アクシイ)〛
一度触れると、きっと惹かれる。トクラス〚AXIY(アクシイ)〛
豪華な機能が付いていても、操作が複雑だったり、掃除の手間が増えたりすると、次第に使わなくなるかもしれません。
浴槽のまたぎやすさ、床の冷たさ、手すりの位置、排水口の掃除、家族の入浴時間など、普段の暮らしから必要な機能を選ぶことが大切です。
「本当に使う機能か」「10年後も使いやすいか」という視点を持つことが、後悔しない浴室選びにつながります。
これからのサステナビリティは、省エネ機能を追加することではなく、素材選びから使い方、修理、交換までを一つの流れとして考えることです。
水回りの環境性能を考えるときは、使用する水や電気の量だけでなく、長く使えるかどうかも重要です。
| 視点 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 節水 | 少ない水量でも使いにくくないか |
| 省エネ | 給湯や保温のエネルギーを抑えられるか |
| 耐久性 | 傷や汚れが付きにくく、長く使えるか |
| 清掃性 | 強い洗剤や大量の水を使わず掃除できるか |
| 修理性 | 消耗部品を交換しながら使い続けられるか |
| 普遍性 | 短期間で飽きないデザインか |
掃除しやすく、壊れた部分を修理でき、長く気持ちよく使えることも、暮らしに身近なサステナビリティです。
これからは、設備を一つずつ選ぶのではなく、素材・色・光・収納を含めて空間全体を整える考え方が中心になります。
キッチンでは、鉱物感のあるセラミックカウンターと、木目やマットカラーの扉を組み合わせるデザインが取り入れやすいでしょう。
シンク、コンロ、レンジフードの存在感を抑えれば、リビング側から見たときに大きな家具のように見えます。
その一方で、大容量食洗機、タッチレス水栓、掃除しやすいレンジフードなど、家事を支える機能は見えない部分で進化していきます。
見た目をすっきりさせることと、料理中の動きやすさを両立させることが大切です。
浴室では、石目の壁、マットな表面、柔らかな照明、丸みのある浴槽などを組み合わせた、落ち着きのあるデザインが考えられます。
ただホテルのように豪華に見せるのではなく、肩湯や水流、断熱、暖房、自動洗浄などを組み合わせ、自宅で心身を回復できる場所にすることが目的です。
「気持ちいい」と「ラクに保てる」が両立してこそ、毎日使えるウェルビーイング空間になります。
洗面空間は、素材や色のトレンドを取り入れやすい場所です。
木目キャビネット、石目カウンター、置き型ボウル、丸いミラー、ブラス色の水栓などを組み合わせれば、限られた広さでも印象を大きく変えられます。
ただし、置き型ボウルでは継ぎ目や水はね、壁付け水栓では配管や修理方法についても確認が必要です。
また、洗面空間は照明によって素材と顔の見え方が大きく変わります。
LIXIL・Panasonic・TOTOの洗面台照明比較 も参考にしながら、朝の身支度と夜のリラックスタイムの両方を 想定して選びましょう。
おしゃれな洗面台は照明で決まる|LIXIL・Panasonic・TOTO徹底比較
おしゃれな洗面台は照明で決まる|LIXIL・Panasonic・TOTO徹底比較
おしゃれな洗面台は照明で決まる|LIXIL・Panasonic・TOTO徹底比較
トイレは面積が小さいため、グリーン、テラコッタ、チャコール、バーガンディなど、リビングでは使いにくい深い色にも挑戦しやすい空間です。
便器を白のままにして、壁、収納、水栓、照明などに色や金属を取り入れれば、清潔感を損なわず個性を出せます。
コンパクトな便器、配管や掃除用品を隠す収納、柔らかな間接照明を組み合わせることで、設備の存在感を抑えた落ち着く個室にできます。
海外のデザインは、そのまま再現するのではなく、日本の住宅の広さ、湿気、清掃方法、設備条件に合わせて調整する必要があります。
濃い石目、テラコッタ、深いグリーンなどを全面に使うと、コンパクトな水回りでは圧迫感が出る場合があります。
カウンター、収納扉、タイル、壁の一面など、主役となる場所を一つ決めると、まとまりやすくなります。
マットな仕上げや凹凸のある素材は美しい一方、水滴、皮脂、せっけん汚れ、油が目立つことがあります。
カタログの「何も置いていない状態」だけでなく、家族が実際に使い始めた状態を想像しましょう。
同じグレージュでも、昼白色の照明ではすっきり見え、電球色ではベージュに近く見えます。石や金属の筋、タイルの凹凸も、光の角度によって見え方が変わります。
朝の身支度、昼間の家事、夜の入浴など、使う時間帯の光を想定して選ぶことが大切です。
壁付け水栓、浮かせた洗面台、フリースタンディング浴槽、大型の置き型ボウルなどは、既存の給排水管や壁の強度によって設置できない場合があります。
マンションでは、床下の高さ、共用配管、換気経路、構造壁、管理規約なども確認が必要です。
商品や色を決める前に、希望するレイアウトが実現できるか、現地調査を受けるのが安全です。
寝屋川市・枚方市で水回りリフォームを成功させるには、世界のトレンドを見るだけでなく、現在の暮らしで感じている小さな不満を整理することが大切です。
大阪北河内エリアのご家庭でも、次のような悩みがリフォームのきっかけになります。
「掃除してもすぐに汚れる」
「キッチンに物が出しっぱなしになる」
「冬のお風呂が寒い」
「朝は家族で洗面所が混み合う」
「トイレが暗く、落ち着かない」
これらは、設備の古さだけが原因とは限りません。収納の位置、家事動線、照明、換気、断熱など、空間全体に原因が隠れていることもあります。
海外の写真を見て「こんな水回りにしたい」と思うことは、リフォームを始めるよいきっかけです。
ただし、最終的には次の3つをセットで確認しましょう。
株式会社ミヨシテック「ミライエ」では、見た目だけでなく、収納、家事動線、掃除のしやすさ、断熱性、将来の使いやすさまで含めた「暮らし目線」のご提案を大切にしています。
画面上では、マットと光沢の違い、石目の凹凸、木目の深さ、金属の温かさまで十分に判断できません。
また、写真では気に入った色でも、大きな扉で見ると暗く感じることがあります。浴槽の深さ、洗面台の高さ、収納の動きも、実際に触れて初めてわかる部分です。
まずオンラインで候補を絞り、最後は実物で判断する方法がおすすめです。
バーチャルショールームと実物確認を組み合わせる選び方 も参考にしてください。
バーチャルショールームだけで決めるのは危険?失敗しない選び方を解説
バーチャルショールームだけで決めるのは危険?失敗しない選び方を解説
バーチャルショールームだけで決めるのは危険?失敗しない選び方を解説
寝屋川市のミライエショールームでは、キッチン、浴室、洗面台、トイレなどを、見て、触れて、使う姿勢で比較できます。
ミラノデザインウィーク2026から見える水回りの未来は、デザイン、機能、環境配慮を一つの空間として考えることです。
注目したいポイントをまとめると、次のようになります。
ただし、すべてのトレンドを取り入れる必要はありません。
気に入った素材や色を一つ決め、そこから照明や収納を整えていく。それだけでも、水回りの印象と使い心地は大きく変わります。
大切なのは、完成直後に美しく見えることだけではありません。家族が使いやすく、掃除しやすく、長く気持ちよく暮らせること。それが、これからの水回りリフォームの基準です。
寝屋川市・枚方市を中心とした大阪北河内エリアで、キッチン、お風呂、洗面台、トイレのリフォームをお考えの方は、株式会社ミヨシテックへお気軽にご相談ください。
「この石目は狭い洗面所にも合う?」
「マットブラックの水栓は、水垢が目立たない?」
「海外の写真に近い雰囲気を、日本の設備でつくれる?」
そんな「実際どうなの?」というご相談からでも大丈夫です。ミライエショールームへの来場予約のほか、LINE・電話・メールでもご相談いただけます。