追い焚きで前日の入浴剤がNGな理由とは?配管・衛生・機能面からやさしく解説

寒い冬、お風呂のお湯を張ってから少し時間が経つと、
「思ったよりお湯が冷めている」
「家族が入るたびに追い焚きしている」
ということはありませんか?
そんなときに役立つのが、お風呂のフタです。
毎日のように使っているものの、「本当に必要なの?」「フタをするだけでそんなに変わる?」と思っている方もいるかもしれません。
お風呂のフタには、お湯が冷めるのを抑えるだけでなく、浴槽を清潔に保つ役割もあります。特にお湯が冷めやすい冬は、上手に活用したいアイテムです。
今回は、お風呂のフタを使うメリットや冬の保温効果、種類ごとの特徴、選ぶときのポイントについてご紹介します。
お風呂のフタは、必ずしも「なければ入浴できない」というものではありません。
ただし、浴槽にお湯を張ってから入浴するまでに時間が空く家庭や、家族が順番に入浴する家庭では、使用するメリットがあります。
お風呂のフタの大きな役割は、浴槽のお湯から熱が逃げるのを抑えることです。
浴槽にお湯を張ったままフタをしていないと、お湯の表面から熱が逃げていきます。
特に冬は浴室内の温度も低くなりやすいため、夏に比べてお湯との温度差が大きくなります。
お湯を張ってすぐに一人だけ入浴するのであれば必要性を感じにくいかもしれませんが、家族の入浴時間がバラバラな場合には、フタをしておくことでお湯の温度を保ちやすくなります。
冬のお風呂で困りやすいのが、お湯の温度低下です。
💡たとえば
🛁お湯を張ってから入浴まで時間が空く
🛁家族の帰宅時間がそれぞれ違う
🛁一人目と最後の人で入浴時間が大きく空く
🛁入浴するたびに追い焚きをしている
といったご家庭では、フタを活用するメリットを感じやすくなります。
フタをしておけばお湯の表面を覆うことができるため、熱が逃げるのを抑えられます。
特に最近のシステムバスでは、浴槽そのものに断熱材を使用し、さらに保温性能のある専用の風呂フタを組み合わせる商品もあります。
たとえばLIXILの「サーモバスS」では、浴槽保温材と保温組フタを組み合わせることで、4時間後の湯温低下を約2.5℃以下に抑える性能が案内されています。
⚠️ただし、実際のお湯の冷め方は浴室の環境や外気温、浴槽、フタの種類などによって異なります。
お湯が冷めてしまうと、再び快適な温度にするために追い焚きをすることになります。家族の入浴時間が離れている場合、「次の人が入るたびに追い焚き」となっているご家庭もあるのではないでしょうか。
お風呂のフタを使ってお湯の温度低下を抑えることができれば、その分、追い焚きをする回数や時間を減らせる可能性があります。
特に冬場は給湯に使うエネルギーが増えやすいため、浴槽のお湯をできるだけ冷まさないことも、日々のちょっとした工夫のひとつです。
★追い焚きに関する記事はこちらから★
追い焚きで前日の入浴剤がNGな理由とは?配管・衛生・機能面からやさしく解説
追い焚きで前日の入浴剤がNGな理由とは?配管・衛生・機能面からやさしく解説
追い焚きで前日の入浴剤がNGな理由とは?配管・衛生・機能面からやさしく解説
追い焚きと高温差し湯の違いとは?仕組み・衛生面・ガス代をわかりやすく解説
追い焚きと高温差し湯の違いとは?仕組み・衛生面・ガス代をわかりやすく解説
追い焚きと高温差し湯の違いとは?仕組み・衛生面・ガス代をわかりやすく解説
追い焚きは不衛生なのか?配管汚れと正しい使い方をわかりやすく解説
追い焚きは不衛生なのか?配管汚れと正しい使い方をわかりやすく解説
追い焚きは不衛生なのか?配管汚れと正しい使い方をわかりやすく解説
お風呂のフタには、大きく分けていくつかのタイプがあります。
それぞれ使い勝手が異なるため、ご家庭に合ったものを選びましょう。
2枚や3枚程度の板状のフタを並べて浴槽を覆うタイプです。
一枚ずつ取り外せるため、お手入れが比較的しやすいのが特徴です。
また、断熱材を使用した「保温組フタ」もあり、保温性能を重視したシステムバスなどで採用されています。
LIXILでも、浴槽の形状やサイズに合わせた薄型保温組フタなどが用意されています。
ただし、一枚あたりのサイズが大きいため、使用しないときの置き場所を確認しておく必要があります。
細かな板がつながっており、クルクルと巻いて収納するタイプです。
浴槽の端から必要な分だけ開けられ、比較的コンパクトにまとめられるのがメリットです。
一方で、細かな溝が多いため、汚れや水分が残りやすいことがあります。
こまめに洗ってしっかり乾燥させることが大切です。
いくつかのパネルがつながっており、折りたたんで収納するタイプです。
巻きフタよりも溝が少ない商品もあり、省スペースで収納しやすいのが特徴です。
ただし、折り目やつなぎ目部分には汚れがたまりやすいため、お手入れするときには細かな部分まで確認しましょう。
「とりあえず浴槽が隠れればいい」と思われがちですが、お風呂のフタを選ぶときにはサイズが重要です。
浴槽より小さなフタでは隙間ができてしまい、そこから熱が逃げやすくなります。反対に、大きすぎるものでは浴槽にきれいに収まらず、使いにくくなってしまいます。
そのため、
浴槽のサイズと形状に合ったフタを選ぶ
ことが基本です。
交換するときは、現在使用している浴室のメーカーやシリーズ、浴槽サイズ、既存のフタの品番などを確認しておくと安心です。
保温性能を重視したい場合に選択肢となるのが、保温組フタです。
一般的な薄いフタとは異なり、内部に断熱層を設けるなどして、お湯から熱が逃げにくい構造になっています。
特に、断熱材で包んだ高断熱浴槽と専用の保温フタを組み合わせることで、浴槽全体の保温性能を高めている商品があります。
家族の入浴時間が離れている家庭や、冬場に何度も追い焚きをしている家庭では、浴槽の断熱性能とあわせてチェックしておきたいポイントです。
保温性能だけでなく、毎日の使いやすさも大切です。
フタは入浴するたびに、
✔️「外す」
✔️「移動させる」
✔️「元に戻す」
という動作が発生します。
重すぎるフタでは、毎日の出し入れが負担になることもあります。
近年は保温性を確保しながら軽量化した商品も登場しています。LIXILでも、従来品より軽量化した薄型の保温組フタが案内されています。
特に高齢の方や小さなお子様がいるご家庭では、重量や持ちやすさも確認しておきましょう。
お風呂のフタは、浴室の中で毎日のように水分や湿気にさらされます。
そのままにしていると、フタの縁や溝、ゴム部分などに水あかやカビが発生することがあります。
選ぶときには、
💡表面が洗いやすい
💡溝が少ない
💡水切れが良い
💡立てて乾燥させやすい
といった点も確認しておくと、お手入れがしやすくなります。
使用後は浴槽に置いたままにせず、必要に応じて洗い、水分を切って乾燥させましょう。
板状の組みフタを見ると、ちょっとした物を置いたり、腰掛けたりできそうに見えることがあります。
しかし、通常のお風呂のフタは、人が座ることを想定して作られているものではありません。
TOTOでも、風呂フタに座ると、フタが外れてケガをしたり、表面がへこんだり破損したりするおそれがあるとして注意を呼びかけています。
特別に腰掛け用途として設計された専用品を除き、通常のフタの上には乗ったり座ったりしないようにしましょう。
お風呂のフタは、一見するとシンプルな浴室用品ですが、特に冬場はお湯の温度を保つために役立ちます。
お湯を張ったら入浴するまでフタをしておき、家族が続けて入浴する場合も、次の人が入るまではできるだけ閉めておくのがおすすめです。
特に、
🌀「家族の入浴時間がバラバラ」
🌀「冬になると何度も追い焚きをする」
🌀「お湯がすぐに冷めるのが気になる」
という場合は、今使っているフタや浴槽の保温性能を一度確認してみてもよいでしょう。
お風呂のフタは、必ず必要なものではありませんが、お湯をできるだけ冷まさずに使いたいときに役立つアイテムです。
特に冬場や、ご家族の入浴時間が異なるご家庭では、風呂フタを活用することでお湯の温度低下を抑え、追い焚きの負担軽減にもつながります。
ミヨシテックでは、寝屋川・枚方エリアに密着し、お客様の暮らし方に合わせた浴室リフォームをご提案しています。「お湯がすぐ冷める」「保温性の高いお風呂にしたい」「どんな浴槽を選べばいい?」といったご相談にも丁寧に対応いたします。
水回りショールーム「ミライエ」では、システムバスを実際に展示しておりますので、浴槽の広さや質感、使い勝手などを確認したい方は、ぜひお気軽にお越しください。
また、給湯器・エアコンなどの住まいの設備工事や、ちょっとしたお困りごとまで幅広くサポートしております。どうぞお気軽にご相談ください。